Mercedes-Benz本国ドイツ研修紀行

メルセデス・ベンツミュージアム

自動車の誕生

自動車の誕生

ノルマントン号事件

1886年 教科書で見覚えのある方もいらっしゃると思いますが、ノルマントン号事件が起きた年に自動車が発明されました。

ゴッドリープ・ダイムラー

Gottlieb Daimler

ダイムラー・モトールキャリッジ

【ダイムラー・モトールキャリッジ】

これは1886年、ゴットリープ・ダイムラーとヴィルヘルム・マイバッハが開発した自動車です。

ダイムラー・モトールキャリッジ  ダイムラー・モトールキャリッジスペック

時速18km/h 1.1馬力

世界初の4輪車です。これは馬車のようですが馬がいません。真ん中にエンジンがあります。
1時間に18キロ走ることが出来ました。
ただハンドルがないので、カーブを曲がることはとても難しかったようです。
アクセルもありませんので、ドライバーにとってカーブを曲がる事が一番の課題でした。
気を付けて曲がらないと倒れてしまいました。実際に何度も転倒したようです。
1885年公開デモンストレーションでは壁に衝突してしまいました。世界初の“交通事故”と言えるかもしれません。公道で成功したのは1886年夏でした。

カール・ベンツ

Karl Benz

ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン

【ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン】

これはカール・ベンツが発明した自動車です。ゴットリープ・ダイムラーよりも半年前の事です。

ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン  ベンツ・パテント・モトールヴァーゲンスペック

時速16km/h 0.75馬力

これはもう馬車の代わりではありません。自動車です。これですとハンドルを切る事ができます。確実に安全にカーブを曲がることが出来ます。ダイムラーよりも半年前に発明されているので、これが本当の世界初の自動車です。
1886年1月29日、カール・ベンツは自ら開発したエンジン自動車の特許をベルリンの帝国特許庁に申請しました。
この発明が自動車の誕生とされております。
125年経った2011年には自動車誕生125周年を記念し、BクラスやCクラス、Eクラス等に“125!エディション”限定モデルが発売され、今でも非常に人気があります。


ドイツの皇帝ヴィルヘルム2世  ドイツ皇族

自動車は発明されましたが、“馬車の代わりに自動車を”とはまだまだなりません。
ドイツの皇帝ヴィルヘルム2世が当時、“自動車は一過性のものに過ぎない、私は馬を信じる”と言ったそうです。
皇帝だけでなく、人々も当時は自動車の有用性に気が付く人はおらず、交通の主役であった“馬を怖がらせる邪魔者”でしかありませんでした。
しかし2人の先駆者の努力によってこの考えは大きく変わります。

このページのトップへ