【完全解説】ベンツ ナビ SSD化の必要性 費用 メリット リスク【W205】

故障対策

通算10,000台近くのものメルセデスベンツを取り扱ってきた、関東最大級メルセデスベンツ専門店のフォレストインターナショナルです。

最近多すぎます。。。

そう、『メルセデスベンツナビSSD化』のお問い合わせです。

特にW205 Cクラス、W213 Eクラス、W222 Sクラスのオーナーの方からご好評です。

また、つい先日の出来事ですが、SSD化をご用命いただいたお客様がご入庫前にナビが故障してしまい、非常に高額な修理になってしまったケースもございました。

今ベンツオーナーの方々がもっとも気になる内容なのではないでしょうか。

当店では専門店として、メルセデスベンツの販売×アフターサービスに特化してサービス提供をしております。

メルセデスベンツに関する記事をいままで多数執筆してきましたが、

GoogleのSEOで長年トップを取り続けている記事も多数あります。

そんなGoogleからお墨付きのメルセデスベンツの専門店として、皆さまが知りたがっているこの内容に触れないわけにはいかないということで、

今回はメルセデスベンツのナビSSD化について完全解説をした記事を書きました。

「そもそもSSD化って何ぞや」という部分から、実際の作業の予約までこのページ内で完結します。

メルセデスベンツのナビSSD化に関しては、この記事さえ見ていただければ大丈夫です!

是非最後までご覧になっていってください。

ベンツのナビSSD化とは?

メルセデスベンツには純正のCOMANDシステムという、ナビシステムが搭載されております。

いわゆる純正ナビの記憶媒体として使用されているのがHDD(ハードディスク)となります。

引用元:カーセンサー https://www.carsensor.net/

今回のテーマとなるのが、その純正COMANDシステムの記憶媒体となるHDDを、SSDに換装するといった作業になります。

そもそも、HDDとSSDの違いがわからない!といった方もいらっしゃると思いますので、

簡単な比較の表を作成してみました。

単純に比較するとこのようになります。

最高読込速度で比較をすると

HDDが120-210 MB/s

SSDが3500-5000 MB/s

約30倍ほどSSDの方が読み込みが速いようです。

また、寿命に関してはHDDが5~10年、

SSDも10年程度と言われており大差は無い気がします。

が、しかし!

HDDは回転ディスクにデータを書き込んでいるため『衝撃や振動に弱い』といった弱点があります。

そのため、高温多湿になる車内で常に振動にさらされている環境というのは劣悪極まりなく、

これがHDDにとっては良くないみたいですね。。。

一方SSDはフラッシュメモリ技術で電子的にデータを保存しているため、動く部品が一切なく起動時間の短縮や車内における高寿命化に繋がるといったメリットがあります。

また、コスト面ではSSDのほうが高価な傾向にはありますが、

近年では技術も進歩した影響で、SSDのコストがグッと抑えられており、SSD換装もかなりお手頃な価格で施工できるようになりました!

ベンツのHDDナビをSSD化しないとヤバい理由

では本題ですが、そもそもなぜベンツのナビをSSD化しなければいけないのかといった理由について解説していきます。

結論、このHDDが故障する恐れがあるからです。

故障してしまうと、COMANDシステム内のHDDに格納されていた地図データや、

その他車両の大切なデータは吹き飛んでしまい、ナビがブラックアウトし起動しなくなってしまいます。

もし、そのようになってしまうと、我々のような専門店でもお手上げです。。。

ディーラーに持ち込み、新品のHDDに再びデータを入れ込んでもらう必要があります。

いわゆるナビ故障です。その際にかかる費用としては70万円程度にもおよびます。

W205 Cクラスのブラックアウトしたナビ

もし、こうなってしまうとHDDのデータをSSDに換装することはできません。

HDDの内部に格納されていたデータがクラッシュし移行できないため、

このSSD化は純正COMANDシステムが無事である「今」施工する必要があるのです。

※故障してからの状態でお問い合わせいただくことも多いですが、その場合はSSD化の施工はできません

さらに!!

SSD化をする大きなメリットがあります。

もともと装着されていたHDDのデータをコピーしSSD換装をするため、

万が一、換装後のSSDが故障してしまった際に、もとのHDDからデータを再びSSDに換装し使用することができます。

※もとのHDDが保管中に故障してしまった場合にはこのやり方はできませんが、当店ではこれに対応したプランがあります

そのため、故障のリスクそのものを大きく抑えると同時に、バックアップを取り保険を作ることもできるのです。

あ、あともうひとつ!

さきほども触れた通りSSDは読み込み速度がとても速いです。

そのため、SSD化している車両はナビの読み込みや操作の速度が爆速になります。

SSD化が終わって初めてエンジンをかけたときのナビの起動スピードや、

ナビの縮尺を変えたときのキビキビさにはかなりビックリしました。。。

W205やW213のHDDナビはSSD化が必須!?

ここまで読んでいただいた方の中に、こんな疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「ちょっと待って、どのベンツも壊れるの・・・??」

結論としてはわかりません!!

というのも、このような故障はある日突然起きるからです。

去年までは見たことなかった故障が、今年に入り多発したりといったケースは良くあります。

そのため、我々のように修理実績が豊富な専門店であればどのような車種に故障が多いのかといったデータを集め、その車種に対応したサービスをご提供していきます。

現在対応していない車種でも順次対応していく予定ですので、ここに無い車種でもお気軽にご相談ください。

前置きが長くなりましたが、表題にもある通りW205 CクラスやW213 Eクラスのオーナーの方はHDDナビはSSD化は必須です。

W205 CクラスのCOMANDシステムはNTG5.0、NTG5.5というバージョンなのですが、

このバージョンのCOMANDシステムは故障の経験が多く、もっともSSD化を実施したほうがよい車種となります。

W213 Eクラスに搭載されているCOMANDシステムはNTG5.1も最近ちらほら故障が増えてきました。。。

誤解を招かないためにも一言補足をしておきますが、対象車種においてCOMANDシステムのHDDが『必ず故障する』といったわけではありません。

しかし、当店のように数多くのメルセデスベンツをお客様にご納車していると、どうしてもこういった故障のケースに遭遇します。

5~10万円程度の金額であれば修理してまた乗ろうと思えると思えますが、

70万円もの修理金額が発生してしまうと、さすがに手放すことも検討しなければなりません。

もし修理をせずに買取をしても、同等の金額が減額となってしまい結果的に大きく損をしてしまいます。

また、HDDの消耗や振動が原因の故障になるため、当店の自慢の110項目の点検を実施しても未然に劣化や消耗に気づくことはできません

こちらのSSD化を実施することで、COMANDシステム故障の心配を無くして豊かなカーライフを送っていただきたいのです。

ベンツのHDDナビをSSD化できる対象車種

2024年7月現在、当店でSSD化の作業に対応しているCOMANDのバージョンは

NTG5.0

NTG5.1

NTG5.5

を搭載している車種になります。

「それってどの車種やねん!!」

という気持ちわかりますよ。。。

頑張ってまとめたので確認してみてください!


Aクラス

W176【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

Bクラス 

W246【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

Cクラス

W205全般【NTG5.0・NTG5.5】

※前期型は5.0、後期型は5.5

Eクラス

W212全般【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

W213全般【NTG5.1・NTG5.5】

※年式にて仕様が異なる

Sクラス

W222全般【NTG5.0・NTG5.5】

※年式にて仕様が異なる

CLAクラス

W117全般【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

CLSクラス

W218全般【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

W257全般【NTG5.5・MBUX】

※年式にて仕様が異なる

GLAクラス

X156【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

GLCクラス

X253全般【NTG5.1・MBUX】

※年式にて仕様が異なる

GLEクラス

W166全般【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

GLSクラス

X166【NTG5.1】

Gクラス

W463全般【NTG4.5・NTG5.1】

※年式にて仕様が異なる

W464【NTG5.5】

SLCクラス

R172【NTG5.1】

Vクラス

W447【NTG5.1・MBUX】

※年式にて仕様が異なる

ベンツナビSSD化にかかる費用

ベンツナビSSD化の作業をするにあたって、当店では2プランご用意をしております。

スタンダードプランとセーフティプランです。

かんたんに違いをまとめてみました。

スタンダードプランでも当然安心なのですが、セーフティプランになるとSSDのスペアをもうひとつお作りしてお渡しを行います。

さきほどもご説明した通りで、SSD化をすることでもともとのHDDがスペアとして残ります。

万が一SSDが故障した際にそのHDDからデータを吸い出し、新たなSSDに換装することで高額な出費を防ぐといったことができます。

しかし!!

万が一ではありますが、SSDが故障してしまった際に、保管していたHDDもしばらく通電もせずに放置されていたものになるかと思います。

その万が一の事態にスペアのHDDが故障していて使えなかったときの絶望感といったらとてつもないですよね。。。

セーフティプランの場合、SSD換装×2回のためスタンダードプランの2倍の費用が必要になるのですが、現在はキャンペーン価格にてご提示させていただいております。

また、当店で換装するSSDは国産メーカーの物を使用しているため安心です!

COMANDシステムのバージョンや、車両によっても金額が異なるため詳しい費用に関しては下記のフォームからお問い合わせください。

ベンツナビSSD化のまとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

現在もっともニーズのあるSSD化の作業について、ここまで詳しく解説している記事は無いと思います。

・いまメルセデスベンツの購入を検討している方

・すでにメルセデスベンツオーナーの方

・車検のタイミングでせっかくだから作業を検討している方

そんな皆さまの参考になれば幸いです。

当店はA、B、Cクラスのようなコンパクトタイプのメルセデスベンツに特化し販売をしている

関東最大級のメルセデスベンツ専門店になります。

こちらのSSD化以外にも車種毎に対策をしたほうがよい部位を把握しているので、

そういったノウハウを基に『故障のしづらいメルセデスベンツ』を販売しております。

他店様で購入されたお車でも、これを機に当店でSSD化や車検などもご用命いただければと思います。

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