「現行型Aクラスを安く買う方法って何?」
「状態が良くて安いAクラスの選び方を教えてほしい」
中古車選びでこのように考える方もいるでしょう。実際に現行型Aクラス(W177)は、状態の優れたものでも100万円台後半で買えることがあります。
「確実に安く買うなら先代Aクラス(W176)が良い」という声もありますが、性能や使いやすさを考えると現行がお得です。
今回はAクラスを安く買いたい方のため、現行と先代の違いを踏まえたうえで、オススメの選び方を解説します。
弊社は関東トップクラスのメルセデスベンツ専門店です。現行Aクラスに限らず、100万円台後半で買えるモデルも目白押しです。購入を検討されている方は、当サイトまでお問い合わせください。
現行Aクラス(W177)の特徴

AクラスのW177は、スポーティなコンパクトカーとして活躍しています。エンジンは1.4Lの直列4気筒ターボで、ここに7速デュアルクラッチトランスミッション「7G-DCT」を組み合わせました。
さらに低いボンネットで重心を下げ、走行時の安定性を高めています。
エクステリアはフラットなLEDヘッドライト、ワイドなフロントグリルなどにより、先進的かつスポーティな印象をアピールしました。
対話型インフォテインメントシステムMBUXは、人工知能を備えており、ドライバーに合わせて柔軟に適応します。
現行Aクラスは2018年の発売以来、走行性能から利便性まで高水準です。豊富な機能により、中古車市場でも注目が集まっています。
現行Aクラス(W177)は先代(W176)と何が違うのか?

最近の中古車市場では、先代のW176よりW177の方がお得です。外観やサイズ、走行性能などから使いやすさが違います。
それぞれの観点から現行と先代の特徴を比べ、現行がオススメの理由を見ていきましょう。
現行は先代よりシンプルな外観が印象的
現行Aクラスは「ワイド&ロー」をテーマに、先代からの進化を示しました。先代と比べて重心を落としただけでなく、全体的にシンプルな仕上がりです。
ヘッドライトもシャープに変わり、末広がりのフロントグリルも目を引きます。
一方で先代は、ヘッドライトやグリルなどが大きく見え、全体的にワイルドな見た目です。車高が現行より12mm高くなっているぶん、シルエットにもどこか丸みがあります。
先代も発売当初は「ワイド&ロー」のプロポーションをアピールしていました。そのため3代目でも十分に乗りやすく感じる方もいます。
一方で現行はプロポーションをさらに突き詰めた結果、シンプルな見た目に生まれ変わっています。落ち着いたデザインに、親しみを感じるドライバーもいるでしょう。
現行は先代よりゆとりのあるスペース
現行Aクラスは先代から全長や全幅の数値が大きくなり、ゆとりのあるサイズ感です。以下の表で、サイズの違いをまとめました。
4代目(A180) | 3代目(A180ブルーエフィシエンシー) | |
全長 | 4,419mm | 4,290mm |
全幅 | 1,796mm | 1,780mm |
全高 | 1,423mm | 1,435mm |
ホイールベース | 2,729mm | 2,700mm |
現行は先代より全長が129mm、全幅が14mm拡大しました。ホイールベースも29mm長くなっているため、居住性に余裕が生まれています。
コンパクトカー特有の小回りの利きやすさは残しつつ、リラックスしやすい車内環境です。
走行性能
現行の4代目はダウンサイジングにより、排気量が先代より少なくなっていますが、最高出力が大きくなりました。以下で性能の違いを確かめてください。
4代目(A180) | 3代目(A180ブルーエフィシエンシー) | |
エンジン | 直列4気筒DOHCターボ | 直列4気筒DOHCターボ |
排気量 | 1,332cc | 1,595cc |
最高出力 | 136PS(100kW)/5,500rpm | 122PS(90kW)/5,000rpm |
最大トルク | 200NM(20.4kgm)/1,460rpm | 200NM(20.4kgm)/1,250~4,000rpm |
先代の1.6Lに対し、現行は1.3Lを使っていますが、最高出力は14PSアップしました。そのため小さな排気量ながら、加速性能が向上しています。
発進力に手ごたえを感じやすいほか、高速道路でもスピード感を楽しめる仕様です。
価格
中古車価格の相場は3代目が安いものの、現行の4代目も100万円後半で買いやすいといえます。
4代目 | 3代目 | |
新車価格 | 322万円~641万円 | 284万円~970万円 |
中古車価格 | 189.8万円~199.8万円 | 89.8万円~99.8万円 |
現行Aクラスの相場は100万円台後半です。3代目より年式が新しく、予算200万円以内で状態の良い車を選びやすいといえます。
たとえば一台の中古車で長く走り続けたい場合、走行距離の短いモデルがオススメです。
現行のAクラスは走行距離が短く、使いやすいタイプが中古車市場に揃っています。以上を踏まえて、コストパフォーマンスの高い一台を見つけましょう。
現行Aクラスを選ぶ基準

現行Aクラスを中古車市場で選ぶときは、インテリアや利便性などに注目してください。それぞれのポイントについて、以下で詳しく解説します。
きれいに手入れされたインテリアがポイント
最初に注目すべきポイントは、インテリアの状態です。現行Aクラスの強みは、先代より長さや幅に余裕がある点です。
運転中のくつろぎやすさを活かすには、インテリアの清潔感が欠かせません。
中古車によってはシートやステアリング、フロアなどのダメージが気になるでしょう。複数箇所に傷が見受けられた場合、乗っているときに不快感を覚える方もいます。
傷の多い車を選ばないためにも、購入前に店舗を訪れ、内装をくまなくチェックしてください。
現行Aクラスは年式が新しいため、ダメージの少ない車を手に入れやすいといえます。100万円台後半から、居心地の良いモデルの購入が可能です。
先進テクノロジーの使いやすさ
次に注目すべきなのは、先進テクノロジーの利便性です。たとえば2018年発売の現行モデルは、新開発のMBUXが採用されています。
自然言語認識機能があるため、ドライバーとの対話では生成AIのように柔軟な対応を見せます。
中古車市場を訪れたときは、インフォテインメントが満足に使えるか確かめましょう。
自身の質問に応答したり、指示に忠実に従ったりするかがポイントです。状態の良い車なら問題なく機能するので、購入前に試してみてください。
試乗によるフィーリングも重視する
試乗によるフィーリングも、現行Aクラスを選ぶポイントです。現行は先代と比べて最高出力が上がっているため、十分な発進力があるか調べましょう。
問題なく加速できるモデルなら、お買い得の可能性があります。
ただしエンジンに問題がある場合、従来のAクラスより加速時の反応が鈍いかもしれません。少しでも違和感を覚えたら、別のモデルを検討しましょう。
走りやすいコンパクトカーを求めるなら、試乗での感触から最適なモデルを選んでみてください。
まとめ

2018年に登場した現行Aクラスは、中古車市場でお買い得の一台です。先代よりスペースに余裕があり、最高出力も上がっています。
さまざまなメリットを揃えていながら、100万円台後半で買えるのが現行Aクラスの強みです。
実際に選ぶときは、試乗での感触やインテリアの清潔感などに注目しましょう。さまざまな観点から状態を調べ、乗りやすい一台を決めてください。
コメント