「Cクラスセダンを安く買いたい」
「先代なら100万円台前半で買えると聞いたけど本当?」
このように先代Cクラスセダンに興味を示す方もいるでしょう。
実際に100万円台前半で販売されていて、良い状態のモデルがあります。その特徴を学んだうえで、理想の車を見つけましょう。
今回は先代Cクラスセダンについて、特徴や現行との違いを踏まえたうえで、オススメの選び方を解説します。
弊社は関東最大級のメルセデス・ベンツ専門店です。Cクラスセダンに限らず、100万円台前半の車が揃っております。購入希望の方は、お気軽にお問い合わせください。
先代Cクラスセダン(W205)の特徴

「W205」こと先代Cクラスセダンは、シリーズ4代目です。デザインのブラッシュアップに加え、徹底した軽量化も見逃せません。
また2018年にはビッグマイナーチェンジが行われ、装備が全面的に見直されました。以上も踏まえながら、先代Cクラスセダンの特徴を見ていきましょう。
躍動感のある見た目と上質なインテリアに注目
4代目のCクラスセダンは2014年から2021年まで発売されていました。エクステリアは、当時の流行であるなめらかなシルエットです。
一方でフロントグリルやヘッドランプなどは存在感のあるデザインで、ベンツらしい重厚感を覚えられます。
インテリアはファブリックシートが特徴で、優れた質感ややさしい手触りを味わえます。ステアリングも本革巻きになるなど、上質な装備が揃いました。
品格のあるインテリアと、存在感のあるエクステリアが見る人の目を引きます。
軽量化による俊敏なハンドリング
先代Cクラスセダンの次のポイントは、俊敏なハンドリングです。ボディに使われた素材のうち、アルミニウムの使用率を約半分に押さえたからです。
材料の工夫で軽量化が実現し、身軽な走りができるようになりました。
なおかつ高張力鋼板をはじめ、剛性強化の素材を適材適所に使っています。軽量化と高剛性の両立で、優れた乗り心地を楽しんでもらうのが、メルセデス・ベンツの狙いです。
独自のプラットフォームのおかげで、重心高を低下させ、コントロール性能が高まりました。操作性の向上により、スムーズなコーナリングが期待できます。
前期・後期型の違いに気をつけよう
4代目Cクラスセダンは、2018年7月にビッグマイナーチェンジが行われ、以降のモデルは後期型になりました。そのため同じW205でも、前期型とは各所の装備が違います。
たとえばエクステリアではLED感を強めたヘッドランプやダイヤモンドグリル、新デザインのアルミホイールなどが特徴です。
インテリアでも純正ナビが、前期型の8.4インチから10.25インチに拡大され、バージョンも新しくなりました。
アンビエントライトは3色から64色に急増しており、車内の雰囲気を自分好みにしやすいといえます。
走行性能は前期型が7速ATのミッションに対し、後期型は9速に代わりました。さらにC200は後期型に限りハイブリッド化するなど、顕著な変化が見られます。
後期型は前期型より装備が充実しているぶん、中古車相場も高い傾向です。予算を考えたうえで、選ぶべきモデルを見極めてください。
先代Cクラスセダンの中古車状況

先代Cクラスセダンは、新車価格が419万円~880万円なのに対し、中古車価格は129.8万円~169.8万円です。運が良ければ新車価格の半分以下で、優れたモデルを購入できます。
とくに前期型なら、150万円以内で販売されているモデルを見つけられます。走行距離が短く、清潔感のある車もあるので、良質な車を低予算で入手するチャンスです。
以上を参考にしながら、目当てのモデルを探してみましょう。
先代Cクラスセダンと現行(W206)の違い

先代Cクラスセダンを買うなら、現行の5代目(W206)との違いもチェックしましょう。サイズや性能などの観点から、代替わりによる違いを解説します。
先代の方がデザインに迫力がある
先代は現行と比べて、迫力を感じられるデザインです。フロントグリルやヘッドランプ、ホイールなど、エクステリアの各パーツのデザインに存在感があります。
一方で現行は、落ち着いたデザインになりました。ヘッドランプがシャープになり、フロントグリル中央のラインも先代の2本から1本に変わっています。
どのようなデザインが良いかは、ドライバーの好みによります。しかし先代の力強い見た目に、心をつかまれる方もいるでしょう。
先代はサイズがコンパクトなぶんコントロールしやすい
Cクラスセダンは、現行より先代の方がコンパクトにまとまっています。そのため、路地を走りやすかったり、コーナリングがスムーズになったりなどが期待できます。
以下でサイズの違いを見ていきましょう。
先代(4代目C200アバンギャルド) | 現行(5代目C200アバンギャルド) | |
全長 | 4,690mm | 4,755mm |
全幅 | 1,810mm | 1,820mm |
全高 | 1,435mm | 1,435mm |
ホイールベース | 2,840mm | 2,865mm |
先代は現行より全長が65mm、全幅が10mm狭いなど、小さくまとまっています。そのため、路地の走行や駐車がスムーズになる可能性もあります。
先代の中古車相場は現行の半額以下
先代Cクラスセダンの中古車相場は、現行を下回ります。以下の表で比べてみました。
先代(4代目) | 現行(5代目) | |
新車価格 | 419万円~880万円 | 720万円~1,032万円 |
中古車価格 | 129.8万円~169.8万円 | 319.8万円~429.8万円 |
もともと現行の新車価格は、グレードによって先代の2倍以上になります。
先代は新車価格も抑えてられているぶん、中古車価格もお得です。そのため、100万円台前半の良質な車も見つけやすいといえます。
先代Cクラスセダンの選び方

先代Cクラスセダンを選ぶなら、安さと装備のバランスを考えましょう。またカラーリングに注目すれば、安い一台を入手できる可能性があります。厳選時のポイント2つを以下で紹介します。
100万円台前半で狙うなら前期型
100万円台前半の車を求めるなら、前期型がオススメです。
Cクラスセダンは2018年にマイナーチェンジを迎えました。2018年以降の車は、マイナーチェンジしているぶん、価格が高くなりやすいといえます。
コストパフォーマンスを求める方は、2017年以前の車に要注目です。
前期型でもファブリックシートに代表される上質なインテリアや、レーダーセーフティのような安全運転支援技術など、安心できる装備が揃っています。
車のカラーリング次第で安くなる可能性も
Cクラスセダンの前期型のなかでも、とくに安いものを買うなら、カラーリングに注目してください。
白黒系は流行の影響を受けにくいため、同じ車種でも需要が広がりやすい傾向です。その背景から、中古車価格が比較的高いときもあります。
一方でシルバーやレッドなど個性的なカラーは、流行によって需要が変わりやすいため、低価格で入手できる可能性もあります。低予算にこだわるなら、白黒以外の車を狙ってみましょう。
まとめ

メルセデス・ベンツ・Cクラスセダンを中古車市場で買うなら、現行のひとつ前の世代がオススメです。先代モデルなら走行距離も長すぎず、状態の優れた車を低予算で手に入れやすいといえます。
またカラーリングにこだわれば、より安い価格で買えるかもしれません。さまざまな特徴に注目しながら、理想の一台を厳選してください。
メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、メンテナンスをサポートいたします。
ベンツについて不調や故障など、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

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