「現行より一代前のBクラス『W246』はお得?」
「予算100万円台前半でメルセデス・ベンツのBクラスがほしい」
このように中古のメルセデス・ベンツ・Bクラスが気になる方もいるでしょう。
先代Bクラス「W246」は現行より優れた点があり、お得なモデルです。100万円台前半の予算でも、優れた一台を見つけられる可能性があります。
今回は先代Bクラスが気になる方へ、その特徴や現行「W247」との違い、お得な選び方を紹介します。これを読めば、優れたW246の見つけ方がわかるでしょう。
弊社は関東最大級のメルセデス・ベンツ専門店です。Bクラスをはじめ、100万円台で買えるモデルが揃っております。これから購入したい方は、お気軽にお問い合わせください。
Bクラス「W246」の特徴

先代Bクラス「W246」は2012年に発売されたモデルで、優れた動力性能や品格のある見た目などが特徴です。W246の基本的な特徴を3つ紹介します。
当時新開発のターボエンジンで優れた動力性能を発揮
W246の最初の特徴は、ターボエンジンによる優れた動力性能です。たとえばB180には、直列4気筒DOHC1.6Lターボエンジンが搭載されました。
他にもB250は、2L直噴ターボエンジンでさらなる馬力を生み出せます。このようにBクラスはコンパクトカーでありながら、発進や加速力に優れたモデルです。
ターボエンジンで力強い走りができれば、ドライブを快適に楽しめるでしょう。たとえば高速道路では、スピード感のある走りを味わえます。
優れた発進力のおかげで、街乗りでも心地良く走れるのがメリットです。
コンパクトカーは小回りの利きやすいイメージですが、W246は走行性能にも磨きがかかっています。
メルセデス・ベンツらしい洗練されたデザイン
2012年のBクラスのフルモデルチェンジで、W246は洗練されたデザインに生まれ変わりました。
前代のW245は、重厚なイメージの見た目でした。フロントグリルには3本のラインがあり、シルエットはどこか丸みのある印象です。
一方でW246は丸みが少なくなり、流麗なシルエットに生まれ変わりました。フロントグリルのラインは2本になり、ヘッドランプもスマートになるなど、デザインが全面的に見直されています。
W246はベンツらしい重厚なイメージを残す一方、品格が感じられる見た目です。
安全運転支援技術も充実
安全運転支援技術をまとめた「レーダーセーフティパッケージ」もW246の特徴です。
代表的なのが緊急ブレーキ機能「CPAプラス」です。約7km/h以上で走行中、2.6秒以内に追突や障害物との接触の可能性があるとき、警告灯や警告音が鳴ります。
この条件で、ドライバーのブレーキ操作で事故を防ぎきれないとき、自動緊急ブレーキが作動する仕組みです。
他にも最適な車間距離を自動的に守るディストロニック・プラス、斜め後方の他車の存在を知らせるブラインドスポットアシストなど、さまざまなサポート機能が揃っています。
W246は中古モデルでありながら、安全性も申し分ありません。
中古車市場におけるW246の販売状況

W246の中古車価格は20万円~190万円で、平均価格は72.5万円です。当時の新車価格は299万円~535万円なので、半分以下の価格で中古モデルを買うドライバーもいます。
たとえば予算が100万円台前半でも、状態の良いW246を入手できる可能性があります。本来の優れた動力性能や安全運転支援技術を活用できれば、楽しいカーライフも夢ではありません。
W246と現行のW247の違いを紹介

2019年に現行Bクラス「W247」が発売されましたが、W246が優れている点もあります。ここでは現行との比較を通し、W246の利点を見ていきましょう。
W246はメルセデス・ベンツの伝統性を感じられるデザイン
W246は現行モデルと比べて、メルセデス・ベンツの伝統性を感じられます。
大きめのヘッドランプやフロントグリルから、重厚感が伝わってきます。流麗なシルエットとのバランスも取れていて、高級コンパクトカーらしいビジュアルです。
W247はフロントの重心を落とし、ヘッドランプやフロントグリルなどの各部品がシャープになりました。全体的に落ち着いたビジュアルで、現代のベンツらしさをアピールしています。
しかしドライバーによっては、従来の力強いビジュアルを重視し、W246を好むでしょう。
W246はW247よりコンパクトなサイズ
W246はW247よりサイズが小さく、コントロールしやすいといえます。全長や全幅などの違いを以下の表にまとめました。
W246(B180) | W247(B180) | |
全長 | 4,365mm | 4,419mm |
全幅 | 1,785mm | 1,796mm |
全高 | 1,540mm | 1,562mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,729mm |
W246の全長は、W247より54mm短くなっています。全幅も11mm、全高も22mm低いなど、全体的にコンパクトなサイズです。
小さくまとまったモデルは取り回しやすいため、街乗りで走りやすいといえます。
中古車価格の相場もW246の方がお得
W246の中古車価格の相場は、W247よりお得です。以下の表で、価格の違いを確かめてみましょう。
W246 | W247 | |
新車価格 | 299万円~535万円 | 384万円~630万円 |
中古車価格 | 20万円~190万円 | 139万円~560万円 |
W246は当時の新車価格帯がW247より低いため、中古車価格の相場も安くなっています。
状態の優れた中古W247を購入する場合、200万円以上の予算を想定すべきとされます。しかしW246なら、100万円台前半でも優秀なモデルの購入が可能です。
中古のW246の後悔しない選び方2つ

本当にお得な中古W246を手に入れるなら、状態をよく見極めてください。後期型なら100万円台前半で狙いやすく、試乗でも良い感触を得やすいといえます。W246の後悔しない選び方を2つ紹介します。
試乗の感触の良さで選ぶ
最初に重視すべきポイントは、試乗でのフィーリングです。状態の優れない車だとエンジンやハンドリング、ブレーキなどに異常の可能性があります。
試乗時に違和感を覚えたら、別のモデルも検討してみましょう。
W246の強みはターボエンジンによる動力性能や、安全装備の充実などです。状態の優れた車なら、中古でも発進力や加速力が良いといえます。
また安全装備が通常どおり動くかも確かめておきましょう。中古モデルを買って後悔しないためにも、試乗によるチェックが大切です。
状態の良いモデルを探すなら後期型がオススメ
状態の良いモデルにこだわるなら、W246の後期型に注目してください。2015年にマイナーチェンジしているため、以降のモデルは後期型とされます。
年式が新しいぶん、走行距離が短く、ダメージの少ないモデルを見つけやすいといえます。
予算が100万円台前半でも、良質な後期型W246の購入は可能です。
レーダーセーフティパッケージをはじめとする安全技術も充実しているため、安心して乗れます。買ってすぐに故障するリスクを抑える意味でも、後期型は見逃せません。
まとめ

先代Bクラス「W246」は、コンパクトカーながら動力性能が優れていて、品格のあるデザインが特徴です。
現行「W247」との比較ではコントロールがしやすく、ベンツらしさを感じやすいことがわかりました。
中古車市場では100万円台前半でも、快適に使えるW246を探せます。予算や性能、装備などのバランスを考えながら、良質な一台を見つけましょう。
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