「Eクラスを安く買いたいけど中古の『W213』なら大丈夫?」
「現行の1代前だから乗りやすいか不安」
このように先代Eクラス「W213」を買おうか迷う方もいるでしょう。
W213は現行のW214と違った強みがあるため、中古車市場でおすすめです。今なら、状態の良い先代Eクラスを200万円台で購入できます。
今回はW213が気になる方のため、W214との違いや、中古車店での選び方などを解説します。
弊社は関東最大級のメルセデス・ベンツ専門店です。Eクラスをはじめ、さまざまなモデルを100~200万円台で購入できます。買いたい車があれば、お気軽にお問い合わせください。
先代Eクラス「W213」の特徴

W213は現行と違った特徴で、今も人々の関心を集めています。個性的な見た目だけでなく、現代の自動車社会に合った装備もポイントです。主な特徴を以下で3つ解説します。
丸みのあるフォルムで親しみやすい
W213で最初に注目すべきなのは、丸みのあるフォルムです。W213は2016年7月に発売されたモデルで、その見た目は当時のSクラスやCクラスにも通じます。
メルセデス・ベンツの当時のセダンのイメージは、高級車らしい貫禄と丸みのあるシルエットです。
W213の見た目に親近感を覚える方もいます。シルエットの丸みがドライバーに安心感を与えるため、高級車ながら寄りつきやすい見た目です。
二本のラインの入ったフロントグリルやヘッドランプから、メルセデス・ベンツらしい重厚感も味わえます。ラグジュアリーな雰囲気のなかに、親しみやすさも感じられるのがW213の特徴です。
クリーンな排出ガスで環境性能を高めている
W213は、環境性能の高さもポイントです。前代よりクリーンな排出ガスを実現しているため、環境志向の高いドライバーにとってW213は扱いやすいといえます。
W213は排出ガス浄化システムを使っているため、環境汚染や健康被害などのリスクが少ないといえます。現行のW214は全グレード電動化に踏み出しましたが、W213もガソリンエンジンながらエコなイメージです。
ハイブリッドモデルの高級セダンより安い価格で、環境にやさしいW213を入手できる可能性があります。
安全運転支援技術も充実している
最後のポイントは、安全運転支援技術の充実です。W213にはドライブパイロットが採用されていて、主要機能のひとつである「アクティブレーンチェンジアシスト」は自動での車線変更ができます。
2秒以上ウインカーを点滅させれば、センサーが周囲の安全を確かめ、問題なければ車線変更をサポートする仕組みです。
ドライブパイロットの他の機能として、衝突検知による自動緊急ブレーキもあります。さらにドライバーが意識を失ったときは、緩やかに減速しながらの停止も可能です。
運転中のさまざまな場面を想定し、運転や事故対策をサポートするのがドライブパイロットです。そのためドライバーの負担軽減に役立ちます。
中古車市場におけるW213の販売状況

W213の中古車価格は159万~740万円です。新車当時の価格は675万~1,212万円なので、中古車ならお買い得の可能性があります。
今のW213なら200万円台前半の予算でも、状態の優れたモデルを狙えます。先進安全運転技術が充実しており、走行距離も少ないモデルがあるため、コストパフォーマンスの高さに期待しましょう。
2010年代のメルセデス・ベンツ車は、装備が充実しているうえに、新車当時の半分以下の価格で入手できることがあります。先代Eクラスにも、そのようなモデルが中古車市場に含まれています。
W213は現行のW214と何が違うのか?

5代目のW213は、現行の6代目であるW214とさまざまな違いがあります。現行よりコンパクトで、乗り味に優れていることなどがポイントです。
先代と現行の違いを以下で3つ紹介します。
W213は現行よりコンパクト
W213はW214と比べて、サイズがコンパクトにまとまっています。全長や全幅などの違いを以下の表にまとめました。
W213(E200アバンギャルドスポーツ) | W214(E200アバンギャルドスポーツ) | |
全長 | 4,950mm | 4,960mm |
全幅 | 1,850mm | 1,880mm |
全高 | 1,455mm | 1,470mm |
ホイールベース | 2,940mm | 2,960mm |
W213の全長はW214より10mm短いといえます。他にも全幅は30mm、全高は15mm低い数値です。
各サイズが小さくまとまっているため、コントロールしやすくなっています。たとえば路地を走っているときや、立体駐車場での停車などはスムーズになりやすいといえます。
W213は現行より純正ホイールのサイズが大きい
W213は純正ホイールのサイズが、W214より大きいことがあります。一例としてE200アバンギャルドスポーツの場合、W213は19インチ、W214は18インチです。
タイヤのインチ数が大きいと、ドレスアップ効果が出やすいといえます。スポーツ走行での乗り心地が良くなるため、走りがいを感じやすいのもメリットです。
E200スポーツの場合、W213の最高出力は184PSで、W214の204PSを下回ります。しかし純正ホイールのインチ数が大きいことで、優れた走り心地に期待しましょう。
中古車価格でもW213がお得
中古車価格で比べても、W213はW214よりお得です。
W213 | W214 | |
新車価格 | 675万~1,212万円 | 894万~1,210万円 |
中古車価格 | 159万~740万円 | 668万~1,098万円 |
W214は全グレードを電動化したこともあり、新車価格の相場が前代より高めです。また中古車価格も値下がりしにくくなっています。
一方でW213は、100万円台のモデルも含まれます。200万円台前半をターゲットにすれば、状態の優れたEクラスを見つけやすいでしょう。
先代Eクラス「W213」の後悔しない選び方

W213を安く手に入れるなら、グレードや試乗を重視してください。後悔しない選び方について、以下で詳細を解説します。
安さにこだわるならE200系がおすすめ
安さにこだわるならE200系がおすすめです。当時のEクラスのエントリーモデルながら、184PSの最高出力を発揮します。
ドライブパイロットやレーダーセーフティパッケージなど、安全運転支援技術も本格的です。
E200アバンギャルドスポーツの場合、レザーARTICO/DINAMICAシートがついています。ARTICOは合皮、DINAMICAは人工スエードなので、レザーよりすべりにくく、座りやすいのが特徴です。
W213のE200系は、安さと装備を両立させているため、有意義なカーライフにつながりやすいといえます。
試乗で動力性能を確かめよう
中古のW213を買うなら、試乗で動力性能を確かめてください。同モデルの強みは、184PSの最高出力を発揮する走行性能です。
またE200アバンギャルドスポーツのように、純正ホイールのサイズが大きく、ダイナミックな乗り心地のモデルもあります。
しかしW213の状態が良くないと、十分な動力性能を発揮できません。購入直後から走りが悪く、修理や買い替えに余分なコストがかかることもあります。
このような状況を避けるため、W213の購入前も試乗によるチェックが欠かせません。
まとめ
Eクラスの先代モデルであるW213は、中古なら200万円台で狙えます。先進安全運転支援技術が充実していて、走行性能も優れているため、低予算で走りやすい一台を買うチャンスです。
現行との違いを踏まえながら、状態の優れたモデルを見つけましょう。とくに試乗を積極的に活用すれば、良質な一台を探しやすくなります。
メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、メンテナンスをサポートいたします。
ベンツについて不調や故障など、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
