「GLAの印象を変えてみたい」
「どんなアクセサリーをつければ使いやすくなる?」
このようにGLAのドレスアップについて、疑問を持つ人もいます。
車のアクセサリーは、エクステリア用とインテリア用に大きく分かれます。このうち外面の印象を変えるなら、ホイールやフロントグリルなどのエクステリア用を試してみましょう。
今回はGLAの最適なドレスアップ方法を踏まえ、おすすめのアクセサリーや使用時の注意点を解説します。
GLAの特徴からおすすめのアクセサリーを考える

GLAはメルセデス・ベンツを代表するコンパクトSUVで、高級ブランドならではの洗練されたデザインが特徴です。
エクステリアのポテンシャルを活かすため、ホイールやフロントグリルのようなアクセサリーを試してみましょう。
GLAの基本的な特徴を踏まえ、適切なドレスアップの方法を紹介します。
GLAはメルセデス・ベンツ代表のコンパクトSUV
GLAは、2014年に日本市場でデビューしました。SUVのなかでもコンパクトなサイズ感で、オフロードだけでなく市街地でも走りやすいタイプです。室内空間にも余裕があるため、家族や友人で快適なドライブを楽しめます。
メルセデス・ベンツ特有のフロントグリルや、スリムなサイドウインドウなど、洗練されたデザインも特徴です。SUVの重厚なイメージを守る一方、市街地でのドライブにも適しています。
以上からGLAはメルセデス・ベンツSUVの新しいスタイルとして、新車や中古車市場で注目されています。
見た目の印象を変えられるホイールやフロントグリルがおすすめ
GLAをこれからドレスアップするなら、見た目が変わるアクセサリーを試してみましょう。とくにおすすめなのが、ホイールやフロントグリルです。
ホイールは、車を支える足回りのパーツなので、周囲から注目されやすいといえます。
GLAの場合も、ホイールのデザインや色次第でスポーティに見えたり、クラシックカーっぽい雰囲気に仕上げたりできます。
さらにグリルのあるフロントデザインは車の「顔」にあたり、足回り同様に印象を左右する部分です。カー用品店やネットショップではGLA用のフロントグリルが販売されており、どれを付けるかで雰囲気が変わります。
GLAの上質なデザインを活かすため、まずは1~2点のエクステリア用アクセサリーを試してみましょう。
GLAのドレスアップに向けたホイールの選び方5つ

GLAのホイールを選ぶ基準はさまざまです。商品によってデザインや色などが違うので、こだわりのポイントに応じて候補を絞り込んでください。ここではホイール選びに関して、5つのポイントを解説します。
まずはホイールの外径をチェック
GLAのホイール選びでは、まず外径を確認しましょう。
別のサイズに交換するだけで、見た目や乗り心地が変わります。タイヤのサイズをそのままに、ホイールの外径を大きくした状態はインチアップ、その逆はインチダウンと呼びます。
たとえばX156型のGLA220 4MATICの純正ホイールサイズは18インチです。これを19インチに上げると、ホイールを大きく見せ、迫力を生み出せます。
ただし間違ったサイズを選ぶと乗り心地や燃費が悪くなったり、タイヤがフェンダーに当たってまともに走れなくなったりすることがあります。以上に注意しながら、適切なサイズのホイールを選んでください。
素材はアルミやスチールなど3タイプ
ホイールの素材にはアルミやスチール、マグネシウムの3種類があります。
アルミホイールは鉄より軽い素材で、剛性の高さが特徴です。加工のしやすさからデザインが多様化しているため、GLAのカスタマイズにも適しています。
スチールホイールは大量生産しやすいことから安く買える場合があります。アルミホイールより重量はありますが、低予算でドレスアップしたい方におすすめです。
マグネシウムホイールはアルミホイールより軽く、剛性が優れています。生産数が少なく高価になりやすいものの、走りにこだわったドレスアップに向いています。
素材ごとの特徴や相場を考えながら、最適なホイールを見極めましょう。
ホイールのデザイン次第でGLAの印象が変わる
ホイールを選ぶときは、理想のデザインも考えましょう。見た目に応じて、以下の4タイプに分かれます。
| ホイールの種類 | デザインの特徴 | メリット |
| スポークタイプ | 中心から外側に向けて複数本のスポーク(棒)が伸びている | ホイールのなかでもスタンダードなタイプで、親近感を演出できる |
| ディッシュタイプ | 円盤状の表面で、ディスク面積が大きい | 高級感に加え、クラシックカーのような雰囲気も醸し出せる |
| メッシュタイプ | 中央から外側にかけて網目状のスポークが広がっている | スポーティな見た目に仕上げられる |
| フィンタイプ | 多数の細いスポークが等間隔で設けられている | 優雅で上質な雰囲気を生み出せる |
ホイールを選ぶときは、まず種類をひとつに絞りましょう。同じ種類でもメーカーや個体によってデザインが違うので、自分の好みに合うものを確かめてください。
新しい魅力を引き出すなら色にこだわる
GLAの新しい魅力を引き出すなら、ホイールの色にも注目しましょう。シルバー系やガンメタリック系などの色があり、どれを選ぶかで車の印象が変わります。
たとえばシルバー系はあらゆるボディカラーに合わせやすく、バランスの取れた見た目におすすめです。
ガンメタリック系は、スポーティかつ重厚なイメージなので、SUVモデルのGLAに合わせやすいといえます。
他にも光沢があってスタイリッシュなポリッシュ系、ホイールにアクセントを与えやすい膨張色のホワイト系など、さまざまなタイプがあります。
GLAの特徴やボディカラーとのバランスを考えつつ、最適な色を決めてください。
メーカーで絞り込むのもおすすめ
好きなメーカーでホイールを選ぶのもおすすめです。メーカーごとにデザインの特色が違うため、どれが好みか調べてみましょう。
X156型GLAに対応するホイールのメーカーには、AMGやロルフハルトゲなどがあります。
AMGは個性的なスポークデザインがポイントで、GLAをスポーティな見た目にできます。
ロルフハルトゲのホイールは、スポーク数の多いタイプが主流です。そのため、GLAの高級感を引き出しやすいといえます。
以上から、お気に入りのホイールを探すときは、製造メーカーのチェックも重要です。
GLAのドレスアップに向けたフロントグリルの選び方3つ

GLAの印象を良くするなら、フロントグリルにも注目してください。新しいデザインに交換すれば、雰囲気を変えられます。ここではGLAに合うグリルの選び方を3つ紹介します。
まずはデザインで見比べる
まずはフロントグリルのデザインを比較してみましょう。同じ車種でも、グリル次第で全体の見え方が異なるからです。
メルセデス・ベンツの場合、中央にスリーポインテッドスターズのエンブレムをあしらい、周囲に無数の模様を散りばめたダイヤモンドグリルが主流です。
一方でAMGのようなスポーツモデルの場合、格子状のパナメリカーナグリルが使われることもあります。
同じタイプのグリルにもさまざまなデザインがあるため、嗜好に合うものを考えてみましょう。
洗練されたルックスにはグリルの質感も大事
フロントグリルを選ぶときは、デザインだけでなく質感も大事です。似たような見た目でも、金属の光り具合やツヤなどが違います。
たとえばGLAに高級感を与えたい場合、金属部分の光沢が目立つデザインがおすすめです。アクセサリーメーカーやカー用品店の店員などにも相談しつつ、最適な素材のフロントグリルを選びましょう。
グリルの色を変えてみるのも選択肢
フロントグリルの色を変えるだけでも、GLAのルックスを大きく変えられます。
主流はシルバー系で、GLAに装着すれば洗練されたルックスになります。メルセデス・ベンツのSUVは優雅なデザインが多いため、それを活かすにはシルバー系がおすすめです。
一方でGLAに個性を与えるなら、ブラック系も検討してみましょう。落ち着いたフロントフェイスで、大人の魅力を醸し出せます。
エクステリアのカラーとのバランスも考えながら、理想のフロントグリルの色を決めましょう。
GLAをドレスアップするときの注意点4つ

GLAのドレスアップでは、さまざまなトラブルに注意しなければなりません。気をつけないとうまく交換できなかったり、車検に不合格になったりする可能性があります。ここでは4つの注意点を解説します。
新しいパーツの取りつけは業者への依頼がおすすめ
車のパーツを交換するときは、カー用品店や整備工場などへの依頼がおすすめです。
一定の費用はかかりますが、安全な形で新しいものに付け替えてもらえます。また付け替えの失敗で車を傷つけたり、ケガをしたりするリスクも回避できます。
たとえばホイールを交換する場合、まずは車をジャッキアップしなければなりません。さらにナットやその周辺を傷つけないように、ホイールに合わせたレンチを選ぶことも大切です。
車のドレスアップにおいて、ホイールやフロントグリルの交換をDIYで行う方もいます。しかし作業に慣れないうちは、業者に協力してもらいましょう。
型番によって適合するパーツが違う
新しいアクセサリーを買う前は、車の型番を調べてください。
GLAはモデルによって型番が違い、初代はX156です。一方で2020年以降に発売された2代目は「H247」と呼ばれています。一例としてフロントグリルの適合車種がH247のみの場合、X156には装着できません。
商品情報を慎重に確かめ、自車の型番に合うものを選んでください。
車検に合格できるようにドレスアップ方法を考える
車のドレスアップが原因で車検に合格できないケースもあるため、新しいパーツを使うときは要注意です。
車検の保安基準では車体やタイヤなどのサイズ、ヘッドライトの色、排気音量などが決められています。車検に不合格となった車は、再検査で合格するまで公道を走れません。
たとえばホイールをインチアップした結果、タイヤの外径が既定値を超えたり、フェンダーに接触したりするケースが見られます。これらの場合は車検に不合格となる場合があります。
楽しいカーライフを送るには、車検の保安基準内で車をカスタマイズしてください。車検のルールや安全なドレスアップでわからないことがあれば、専門家に相談しましょう。
専門店で適合品の確認をするのがおすすめ
ネット上にある安い社外品を使うと保安基準に適合しなくなり、車検に合格できないことがあります。
一方で扱い慣れている専門店での提案部品は、装着したまま車検に出しても、合格できる可能性が高いといえます。
車検だけでなく取付がきっかけでセンサー類の警告灯が点灯することもしばしばあります。
そのためアクセサリー選びでも、ご自身で判断されるよりは、様々な経験がある専門店での作業をお勧めいたします。
まとめ

GLAはコンパクトなサイズ感が特徴のSUVで、メルセデス・ベンツのなかでも個性的な存在です。新しい魅力を引き出すため、ホイールやフロントグリルなどのカスタマイズを試してみましょう。
車検に合格できるように、純正品で適度にドレスアップするのがおすすめです。またパーツの付け方がわからない場合は、整備工場やカー用品店の店員など、詳しい人に相談してください。
ルールや安全を守りながら、自分好みのGLAに仕上げましょう。
メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、メンテナンスをサポートいたします。
現在SUVラインナップ強化中となり、今ご紹介したモデルは当店にて比較検討が可能となります。
試乗して乗り味を体感していただくこともできるため、お気軽にお問い合わせお待ちしております。





