「アルファードにはできない」VクラスW447で作る、究極の車中泊・キャンプスタイル

Vクラス W447 キャンプ ベンツ知識

高級ミニバンの代名詞といえばトヨタ・アルファード。しかし、いざ「本気でキャンプを楽しみたい」「快適に車中泊をしたい」と考えたとき、Vクラス(W447)にはアルファードでは決して真似できない「欧州基準の合理性」が備わっています。

今回は、アウトドア派のオーナー様から絶大な支持を受けるVクラスの、究極の活用術をご紹介します。


Vクラス W447 キャンプ

1. 「シートを外す」という選択肢。巨大な積載空間の正体

アルファードのサードシートは「跳ね上げ式」ですが、Vクラス(W447)は「完全に取り外す」ことが可能です。

  • アルファードとの違い: 跳ね上げ式はどうしても左右の幅を圧迫し、大きなキャンプギア(大型クーラーボックスや薪ストーブなど)の積載時にデッドスペースが生まれます。アルファードはどうしても乗る人優先設計なので積載能力は低いです。人を乗せるだけの用途で有ればアルファードのが圧倒的に優位性が有り、後ろに乗った時の乗り心地に関してはアルファードのが断然良いです。ただ、Vクラスにもエクスクルーシブシートパッケージというものが有り、そのパッケージが付いていると後部座席の乗り心地に関してはアルファード同等になります。下の画像の様なシートが搭載され、シートヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能付きのシートが搭載されます。
  • Vクラスの強み: シートを外せば、そこはもはや「動く倉庫」。天井高とフラットな床面をフルに活かし、マウンテンバイクをそのまま積み込んだり、規格外の大型テントを余裕で飲み込んだりすることができます。なんと大型バイクも積載することも可能です。その場合は乗れる人数は限られますが、ゆったりラグジュアリーな走り+バイク積載となるとVクラスにしか出来ません。色々なカスタマイズが可能なのがVクラスの特徴で、かなり自由度が高いです。
  • 乗車定員の変更:Vクラスで1番気を付けないといけないのがこの項目です。シートを外した状態で走行すること自体は合法ですが、乗車定員を勝手に変更した状態で万が一の事故があった場合、保険の適用に影響する可能性が有ります。荷物を積むための「一時的な取り外し」は問題ありませんが、恒常的に外す場合は乗車定員の変更登録を推奨します。常にバイクを積む等で有れば乗車定員を変更することを推奨します。
  • Vクラスのデメリット:ここまで良いことしか言っていませんが、勿論デメリットも有ります。自由度が高い故の欠点ですがシートの取り外しや取り付けが大変というデメリットです。約20kgの重量が有るので、男性1人でも大変な作業になりますし、シートを下ろす際に注意しないと車両にキズを付けてしまうことも有り得るので基本は2人以上での作業を推奨します。下記動画を見て貰えば分かりますが、2列目の取り外しでこの様な感じなので、3列目の取り外しとなるとかなり大変です。

2. フルフラットの質が違う。本気で「眠れる」車内環境

多くの国産ミニバンはシートの凹凸をクッションで埋める必要がありますが、Vクラスには「眠るための専用設計」の選択肢があります。

  • マルコポーロ・ホライゾンの衝撃: 純正でフルフラットベッド機能を備えたグレードがあるのはVクラスならでは。ポップアップルーフを展開すれば、大人4人が足を伸ばして熟睡できる空間が現れます。
  • シートレールの自由度: 長いシートレールを活用すれば、前席をフロントに寄せ、後方に広大な「リビングスペース」を作ることも容易。雨の日のキャンプでも、車内で快適に調理や食事が楽しめます。
  • W447の3列目フルフラット×ラゲッジルームセパレーター これぞVクラスの真骨頂。3列目ベンチシートを折りたたむと、ラゲッジルームセパレーター(上段ボード)と完全にツライチ(フラット)になり、広大で段差のないフロアが現れます。アルファードのような国産ミニバンでは真似できない、欧州基準の合理的な設計です。この平面を活用すれば、専用マットを敷いて快適に熟睡したり、大型のキャンプギアをデッドスペースなく積載したりすることが可能です。(※フルフラットベッド機能を備えたグレードに限る)
Vクラス W447 キャンプ

まずヘッドレストを取り外し1.2列目を前に動かし、3列目を少し前に動かすことで、このようにベッドスタイルに変更することが可能です。

Vクラス W447 キャンプ
Vクラス W447 キャンプ

180センチの大人が寝ても、長さはまだ余裕が有ります、横幅的に大人3人寝るのは流石に厳しそうですが、大人2人なら余裕で寝れそうです。

ガラスサンルーフ搭載車両ですと圧迫感を感じなく、チルトアップにすることにより換気も可能です。

後ろのラゲッジルームセパレーターもクッション性の物を使用しているので、そのまま寝ることが可能ですが、シートベルトの引っかかりが気になると思うので、インフレーターマットを敷く事をオススメします。冬場は特にシート上にそのまま寝ると革シートが冷えて辛いので必ずインフレーターマットを敷く事をオススメします!

Vクラス W447 キャンプ

ラゲッジルームセパレーターの下部にも収納スペースは有るので、高額ギア等は外に置かず、就寝時にはこのスペースに保管することも出来ます。

マルコポーロだとポップアップルーフ内に2人寝れるので大人4人でも快適に過ごせます。

Vクラス W447 キャンプ

カーサイドタープでカスタマイズすると上記の画像のようになります。車中泊スタイルだと、この様に設営、撤収が手間なテントを張らずにキャンプすることが可能です。ただ、カーサイドタープを設営すると、車の移動が出来なくなるのでそこは大きなデメリットになります。

カーサイドタープを設営するには、ルーフレールの取り付けが必須になります。弊社でも取り付け施工できますのでお気軽に相談下さい。

3. 「重い荷物」を載せても揺るがない、質実剛健な足回り

キャンプ場への道中は、未舗装路や急な坂道、そして高速道路での長距離移動がセットです。

  • 剛性の差: フル積載状態で高速道路を走る際、Vクラスのガッシリとしたボディ剛性と、高速域での安定感はアルファードを凌駕します。「目的地に着くまでに疲れない」のは、長距離移動が多いアウトドア派にとって最大のメリットです。
  • ディーゼルの太いトルク: 重い荷物を載せていても、クリーンディーゼルの強力なトルクがあれば、山道もストレスなく登り切ります。アルファードにはディーゼルの設定が無く、荷物を乗せての走行は不向きです。その点Vクラスはディーゼル設定がメインなのでトルクフルな走行が可能です。

4.オフロードスタイルへのカスタムも

弊社ではオフロードスタイルへのカスタマイズも行っております。

Vクラス W447 キャンプ
Vクラス W447 キャンプ

前後バンパー&フロントグリル塗装、オフロードタイヤ、リフトアップのカスタマイズを行った車両です。

ルーフレール等の追加カスタマイズも可能ですのでご相談下さい。

Vクラス W447 キャンプ

フォレストインターナショナルからのアドバイス:

旅を止めないための「Vクラス専用・3つの対策」

Vクラスでキャンプや車中泊を存分に楽しむなら、出発前のメンテナンスに以下の「フォレスト流」のこだわりをプラスすることをおすすめします。

① ナビの「SSD化」で、ドライブのストレスをゼロに

W447(前期・中期)のコマンドシステムはHDD(ハードディスク)を採用していますが、経年劣化による読み込み速度の低下や、最悪の場合の「突然死」のリスクを抱えています。

  • メリット: ナビの起動や地図スクロールが劇的に速くなり、ルート検索のイライラが解消されます。
  • 安心感: 振動や衝撃に強いSSDに換装することで、旅先でのナビ故障という最悪の事態を未然に防げます。高額なユニット交換(70万円〜)になる前に、予防として施工しておくのが賢い選択です。
  • デメリット:HDDに比べ低温に弱く、寒冷地だと動作不良の恐れがある。寒冷地での車両使用がメインの場合にはSSDをバックアップとして保存し、HDDをそのまま装着をオススメしています。その場合システム動作向上メリットは無くなります。

② ホイールスピードセンサー(ABSセンサー)の事前チェック・交換

Vクラス(W447)で最も多い定番トラブルの一つが、ホイールにあるスピードセンサーの故障です。

  • 故障のリスク: センサーが壊れると、ABSやESPの警告灯が点灯し、パワーステアリングが重くなる、あるいはクルーズコントロールが作動しなくなるなど、長距離ドライブが極めて困難になります。
  • フォレストの提案: キャンプ場への道中、あるいは山道で突然警告灯がつくと、せっかくの休日が台無しになります。専門店ならではの診断機(テスター)を用い、数値が不安定なセンサーは、故障する前に予防交換しておくのが「旅のプロ」の整備です。

③ 低ダストブレーキパッドへの交換

キャンプ帰りの長い下り坂。欧州車特有の強烈なブレーキダストは、せっかくの愛車をすぐに汚してしまいます。

  • 対策: ダストを抑えつつ、フル積載時でもしっかり止まる制動力を確保するパッドへの交換が、洗車のプロの手間も省きます。

まとめ:Vクラスは「高級車」であり「最高の道具」である

アルファードが「至れり尽くせりのラウンジ」だとしたら、Vクラス(W447)は「自分好みに作り替えられる、最高級のベースキャンプ」です。

積載量、走破性、そして就寝の快適さ。すべてにおいて妥協したくない方は、ぜひ一度Vクラスの世界を覗いてみてください。フォレストインターナショナルでは、アウトドア仕様へのカスタム相談から、長く遊ぶためのメンテナンスまでトータルでサポートいたします。

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Vクラス在庫車一覧~ベンツ・輸入中古車専門店フォレストインターナショナル | ForestInternational
メルセデスベンツ輸入中古車の専門店フォレストインターナショナル。メンテナンス・車検・鈑金塗装・各種ドレスアップ・部品販売も。神奈川県横浜市。

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