「2代目Vクラスはいくらで買えるの?」
「現行モデルとの違いは何だろう…」
このように先代Vクラスが気になっていませんか。現行モデルは3代目のW447ですが、2代目のW639も中古車市場で話題です。力強い走りや充実した機能性で、現行モデルやトヨタ・アルファードより使いやすいといえます。
今回は2代目Vクラスが気になっている方のため、現行モデルの3代目やトヨタ・アルファードとの比較を通し、特徴を解説します。比較情報から、Vクラスの優れたポイントを探してみましょう。
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2代目Vクラス(W639)とは?基本的な特徴を解説

Vクラスの2代目モデルは「W639」とも呼ばれます。エンジンは3.7LのV型6気筒で、先代の3.2Lから走行性能を高めました。さらにプライバシーガラスで、外から中を見られるリスクも抑えています。
インテリアのシートは、ファブリックと人工皮革を組み合わせていて、環境に配慮しつつ座り心地にこだわっています。そのため通勤から子どもの送り迎え、家族でのお出かけなど、さまざまな場面でドライブを楽しみやすい一台です。
オプションには電動デュアルスライディングドアや前席シートヒーターなどがありました。中古車はオプション装備つきで売られているケースがあるため、手ごろな価格で優れた一台を見つける可能性もあります。
W639は力強い走行性能と、家族で使いやすい利便性を両立させた、優秀なモデルです。
2代目Vクラスは現行の3代目(W447)と何が違うのか?

2代目Vクラスは、現行の3代目とさまざまな相違点があります。サイズやスペック、価格などの違いを踏まえ、カーライフに役立つか確かめてみましょう。
サイズで比較
まずはサイズの違いを見ていきましょう。
2代目(V350トレンド) | 3代目(V220dトレンド) | |
全長 | 4,770mm | 4,905mm |
全幅 | 1,910mm | 1,930mm |
全高 | 1,930mm | 1,880mm |
ホイールベース | 3,200mm | 3,200mm |
2代目は3代目と比べて全高が高く、圧迫感を抑えた居住性が特徴です。一方で全幅と全高の数値は低く、スペースが限られているため、広々とした空間でくつろぎにくい方がいるかもしれません。
しかし運転の面で考えると、小回りが利きやすく、3代目より優れた取り回しが特徴です。
以上から、2代目の方が室内で快適に過ごしやすく、入り組んだ道でもコントロールしやすいといえます。
スペックの違いもチェック
続いて2代目と3代目のVクラスのスペックを比較します。
2代目(V350トレンド) | 3代目(V220dトレンド) | |
エンジン | V型6気筒DOHC | 直列4気筒DOHCターボ(ディーゼル) |
排気量 | 3,497cc | 2,142cc |
最高出力 | 258PS(190kW)/5,900rpm | 163PS(120kW)/3,800rpm |
最大トルク | 340Nm(34.7kgm)/2,500~5,000rpm | 380Nm(38.7kgm)/1,600~2,400rpm |
現行がディーゼルターボなのに対し、先代は自然吸気であるぶん、排気量も大きくなっています。V型6気筒DOHCのエンジンは、現行の約1.6倍の最高出力を誇るため、加速性能も申し分ありません。
力強い加速感があれば、長距離ドライブも楽しみやすいといえます。
中古車市場では2代目が100万円台前半から買いやすい
2代目Vクラスは、中古車市場なら100万円台前半からの購入も可能です。3代目の価格の違いを見ていきましょう。
2代目 | 3代目 | |
新車価格 | 430万円~710万円 | 535万円~1,370万円 |
中古車価格 | 169.8万円 | 369.8万円 |
3代目は先代から仕様が向上したぶん、相場も高くなっています。一方で2代目は3代目より新車価格が安いぶん、中古車価格も手ごろです。最終型や特別仕様車のような車でも、169.8万円程度で購入できます。
モデルごとの新車価格と中古車価格を比べてみて、どちらがお得か確かめてみれば、コストパフォーマンスの高い一台がわかります。
2代目Vクラスと人気ミニバンのトヨタ・アルファードを比較してみた

他メーカーのミニバンではトヨタ・アルファードが人気である一方、比較してみると2代目Vクラスの方が優れて見えることもあります。メーカーの異なる2モデルを比べてみましょう。
サイズの違い
2代目Vクラスと、4代目の現行アルファードのサイズを比較してみましょう。
2代目Vクラス(V350トレンド) | 4代目アルファード(Z) | |
全長 | 4,770mm | 4,995mm |
全幅 | 1,910mm | 1,850mm |
全高 | 1,900mm | 1,935mm |
ホイールベース | 3,200mm | 3,000mm |
2代目Vクラスは、アルファードと比べて全幅が広いといえます。横のサイズに余裕があるため、国産車よりくつろぎやすく感じる方もいるでしょう。
ホイールベースの長さも、Vクラスの強みです。アルファードより200mm長いぶん、ゆったりとした居住性を感じやすく、走行安定性にも優れています。家族でよくお出かけする方は、居心地のよいVクラスに注目してみましょう。
スペックの違い
Vクラスとアルファードについて、次は走行性能の違いを紹介します。
2代目Vクラス(V350トレンド) | 4代目アルファード(Z) | |
エンジン | V型6気筒DOHC | 直列4気筒 |
排気量 | 3,497cc | 2,493cc |
最高出力 | 258PS(190kW)/5,900rpm | 182PS(134kW)/6,000rpm |
最大トルク | 340Nm(34.7kgm)/2,500~5,000rpm | 235Nm(24.0kgm)/4,100rpm |
Vクラスは現行アルファードと比べて、力強い走りができます。排気量が大きく、最高出力やトルクも上回っているからです。そのため加速性能に優れたミニバンを求める方にオススメです。
中古車市場での相場
最後に、中古車市場の相場を比べてみましょう。
2代目Vクラス | 4代目アルファード(Z) | |
新車価格 | 430万円~710万円 | 540万円~574万8,000円 |
中古車価格 | 169.8万円 | 38~1,899万円 |
2代目Vクラスは、100万円台後半で状態のよいモデルを手に入れやすいといえます。
中古車市場におけるアルファードは価格帯が広く、1,000万円を超えるケースも見られます。一方で100万円台後半だと、状態の優れたものを見つけにくいでしょう。
コストパフォーマンスの高さを考えても、2代目Vクラスがオススメです。
快適に乗りこなすための2代目Vクラスの選び方

2代目Vクラスを選ぶポイントは、インテリアと加速性能です。居住性を売りにしたモデルなので、車内の状態を慎重に確かめましょう。
たとえば中古車によっては、シートに傷が見られる場合もあります。買ったばかりの車において、シートのダメージが見られる場合、気になってくつろぎにくい方もいます。以上も踏まえながら、内装部品がきれいに管理されているか確かめましょう。
加速性能に関しては、エンジンの状態を見ればわかります。長い走行距離でエンジンが傷んでいると、2代目Vクラス特有の加速性を活かせません。一方できれいな状態なら、本来のポテンシャルを発揮しやすいといえます。店員のアドバイスも聞きつつ、走りやすい一台を見極めてください。
まとめ

2代目Vクラスは、中古のミニバン市場において注目すべきモデルです。現行の3代目や国産の人気ミニバンよりも手ごろな価格で買いやすいといえます。スペースにも余裕があるため、家族のお出かけだけでなくアウトドアにも役立ちます。
2代目Vクラスを実際に買うなら、インテリアやエンジンなどの状態に注目しましょう。車内の各種装備がきれいなら、もともとの居住性も相まって、リラックスしやすくなります。
エンジンの手入れが行き届いていれば、ドライブも楽しみやすいため、購入前にくまなくチェックしてみましょう。
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