「先代Aクラスなら中古車市場でどれだけ安く買える?」
「100万円以内で買えるモデルはある?」
このように、先代Aクラス(W176)が気になっていませんか。中古車市場では、100万円以内で先代Aクラスを買える可能性があります。
グレードや状態、年式などを調べつつ、安くて優れたモデルを探しましょう。
今回は先代Aクラスを買ってみたい方のため、特徴や現行との違いなどを解説します。
記事の後半ではオススメの選び方を紹介するので、これを読めば先代Aクラスを手に入れるためのポイントがわかります。
弊社は関東最大級のメルセデスベンツ専門店です。100万円以内で買えるAクラスをはじめ、お得な車を幅広く揃えております。購入を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。
先代Aクラス(W176)の特徴

先代Aクラスはシリーズ3代目で「W176」の型番でも親しまれています。2代目よりスポーティに進化し、洗練された走りっぷりが印象的です。
先代Aクラスの主な特徴2つを以下で見ていきましょう。
2代目よりスポーティなスタイル
最初に注目すべきなのは、2代目(W169)と比べてスポーティな見た目です。2代目はボンネットからフロントウインドウまで一直線のシルエットを描くなど、独特なスタイルでした。
「サンドイッチコンセプト」として、2層フロアの設計にしていたため、W169は個性の強いモデルです。
しかし3代目へのフルモデルチェンジで、前代までのコンセプトは廃止されました。重心を下げたスタイルで、スポーティなハッチバックに変貌しています。
メルセデス・ベンツの開発方針の転換により、Aクラスは走りを重視したスタイルに生まれ変わりました。
直列4気筒ターボによる軽快な走り
3代目へのフルモデルチェンジを機に、Aクラスは直列4気筒ターボによる軽快な走りをアピールするようになりました。
トランスミッションは7速ATなので、手動のギアチェンジなしで力強く走れます。
ターボエンジンは、低重心のスタイルと相性が良いといえます。
発進力が優れているだけでなく、コーナリングも一定のスピードを保ったままスムーズに曲がれるからです。
上り坂も力強く駆け抜けられるため、あらゆる路面状況に対応できます。
コンパクトカー特有の小回りと、走り心地の両立を目指すなら、Aクラスがオススメです。
先代Aクラスの中古車販売状況

先代Aクラスの中古車価格は51万円~276万円です。新車当時の価格は284万円~596万円だったので、モデル次第では新車の半額以下で買える可能性もあります。
とくに狙い目は、80~90万円台で買えるモデルです。
2014~2015年のお車はW176型Aクラスの前期モデルの中でも最終モデルのため、
マイナーチェンジを繰り返し故障が少なくなっています。
また、この価格帯は走行距離が6万km以内で、劣化の少ない車が多いといえます。
中古車相場も参考にしながら、状態の優れたAクラスを探してみましょう。該当するモデルを買えば、走り始めてすぐに故障するリスクも小さいといえます。
先代Aクラスを現行(W177)と比較

先代Aクラスを買うときは、現行との違いを確かめましょう。デザインやサイズ、中古車価格などの観点から相違点を解説します。
先代は現行より存在感のあるデザイン
先代Aクラスは現行と比べて、デザインに存在感があります。フロントグリル中央のエンブレムや、大きめのヘッドライトなどで、ベンツらしい迫力を味わえます。
現代にも通じるプロポーションと、ベンツらしい重厚感が印象的です。
一方で現行Aクラスは、ヘッドライトがシャープになりました。フロントグリルもシンプルにまとまり、先進的なデザインに仕上がっています。
しかしベンツらしさを求める方は、先代の重厚なスタイルが魅力的に感じるのではないでしょうか。
先代は現行よりサイズが小さくまとまっている
先代Aクラスは現行と比べて、小さくまとまったサイズです。全長や全幅などの違いを以下の表にまとめてみました。
先代(A180) | 現行(A180) | |
全長 | 4,290mm | 4,419mm |
全幅 | 1,780mm | 1,796mm |
全高 | 1,435mm | 1,423mm |
ホイールベース | 2,700mm | 2,729mm |
先代は現行より全長が129mm短くなっています。全幅やホイールベースの数値も現行を下回っており、扱いやすいサイズ感です。
全高は現行より12mm大きい数値なので、圧迫感も覚えにくいといえます。以上から先代Aクラスは、居住性と取り回しのバランスが整っています。
先代と現行の中古車価格を比較
先代は現行と比べて新車価格が安いため、中古車市場でもお買い得です。以下の表で、モデルごとの価格帯を確かめてください。
先代(A180) | 現行(A180) | |
新車価格 | 284万円~596万円 | 322万円~641万円 |
中古車価格 | 51万円~276万円 | 140万円~538万円 |
先代は当時の新車価格で、300万円を下回るケースがありました。この影響もあり、現在は100万円以下で買えるモデルも多いといえます。
現行も発売直後のモデルを中心に、中古車の数が増えているものの、100万円を下回るケースは見られません。
以上から100万円以内でベンツのコンパクトカーを買うなら、先代Aクラスが狙い目です。
先代Aクラスをお得に買うポイント

先代Aクラスをお得に買うなら、安さだけでなくグレードや状態などにも注目しましょう。ポイントを押さえて選べば、100万円以下でもコストパフォーマンスの高い一台を入手できます。
以下で、先代Aクラスの選び方2つを紹介します。
走りにこだわるならA180スポーツを選ぶ
走りにこだわるなら、A180スポーツに注目してください。通常のA180より、装備が充実しているからです。
スポーツグレードの特徴はフロントスポイラーです。これにより走行安定性が高まり、爽快な走りができます。
またA180の純正ホイールは17インチですが、A180スポーツなら18インチです。インチアップでグリップ力が上がれば、コーナリングもスムーズになります。
先代A180スポーツは安いだけでなく、スピード感のある走りが強みです。
試乗でのフィーリングを重視する
100万円以内で先代Aクラスを購入するなら、試乗で感触を確かめてください。価格の安い車によっては、状態が良くありません。
仮にそうした車を手に入れると、走り出しで故障したり、期待していた走りができなかったりする可能性もあります。
先代Aクラスの強みはターボによる加速感や、コントロール性能の高さです。試乗では発進力やハンドリングを確かめ、思いどおりに走れるか考えましょう。
試乗の結果を踏まえて、走りやすい先代Aクラスを選んでください。
予算100万円なら前期型がオススメ
予算100万円で先代Aクラスを買うなら、前期型に注目しましょう。2015年にマイナーチェンジが行われ、装備の充実した後期型が発売されました。
中古車市場では後期型も数多く見られますが、前期型より相場が高い傾向です。そのため100万円オーバーも珍しくありません。
予算オーバーを避けるなら、前期型から優秀なモデルを見つけましょう。
まとめ

先代Aクラスは現行よりコントロールしやすく、ターボによる加速感も申し分ありません。とくにA180スポーツなら、100万円以内で走りやすい車を探せます。
劣化した車を買わないために、試乗で状態を確かめることも大事です。見た目だけでなく走行性能にも注目しながら、お得な先代Aクラスを見極めましょう。
メルセデスベンツ専門店である弊社フォレストインターナショナルでは、通算取り扱い台数10,000台の豊富な実績とノウハウで、メンテナンスをサポートいたします。
ベンツについて不調や故障など、気になることがございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

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